存在の羽音

気ままに。自分と向き合う場所。自分を見つける場所。チラシ裏の独白。

 

 流れ流れて早や九月。あれよあれよと早や十月。見下ろす月は満面の笑み。もっと速く逃げねば兎が背中に迫っている。そうして逃げながらも、私は烏を追いかける。

 転んだっていいじゃない。追いかけっこはまだまだ先まで続いている。疲れたのなら休めばいい。無理することはない。安らぎを覚えたのなら、穏やかな気持ちで一日を過ごせる。

 誰かに優しくすると、心が和らぐ。浮ついた心で、ふわふわと気ままに風に流される。そんな気分があってもいいじゃないか。

 そよぐ風は柔らかく、いつもより広い空は私の心を大きくしてくれる。