存在の羽音

気ままに。自分と向き合う場所。自分を見つける場所。チラシ裏の独白。

 

 ペンキを塗りたくるような雨が降っていた。分厚い綿埃が空を覆い隠している。日が暮れようとしているのか、明けようとしているのかわからず、ただぼんやりとした光が視線を色づける。降り注ぐペンキは私を何色に染めるのだろう。どこまでも止まない、雨よ。私を充たし続けて。渇いた心を溶かしてください。